美しい村標津産蕎麦作り研究会の蕎麦栽培発表!!


美しい村標津産蕎麦作り研究会(代表 田村正範)は、2008.4.1に発足して
食の安全・地産地消・地域活性化を唱え、先人の食文化であった蕎麦の栽培
研究を始めました。
研究は2年間行い、作付け期間・収穫時期・収穫や乾燥方法・連作による
減収量の把握・病気に対応するひまわりの役目・有機栽培の実験等々標津町での
蕎麦栽培のデーターを収集して、自給率の向上・今後来る世界的食料難にも
少しでも貢献したいと思います。
2008年度の活動の様子をご紹介します。

未使用の土地を借用して、プラオで起耕・ライムソワーでタンカル散布・ロータリー攪拌

自作播種きに乗り手動で畝に種を落とします。  半自動??

播種から5日目、発芽しました。 (雨予報前日に播種したから・・・・ラッキー?)

順調に生育して35日目となりました。

    35日目           46日目           48日目          54日目

   55日目受粉          61日目          66日目         75日目

  87日目        87日目久保圃場手刈り     92日目      94日目笠井圃場手刈り

94日目笠井圃場手刈り      97日目久保圃場コンバイン収穫     運搬車へ転送 

  天日干し10日目    一次ゴミ取り作業    手づくり乾燥機     トオミ(選別機)
 

  トオミ使用状況      トオミ使用状況     室内乾燥状況      袋詰め状況
収穫量状況   圃場 7.5反  45kg/袋 x 23袋 = 1035kgの収穫量でした。
          1反あたり 138kg (約3袋)
反省点: 地力が強い圃場に気がつかず、通常にマメ科の肥料を入れたため、茎が太く背
      が高くなってしまった。(肥料が無くても収穫出来たように思えた)
      ただ、実も大きくなったため腰の強さは普通のそばであった。
      川北小学校の授業で蒔いた圃場は、旧グランドなので地力がなく、逆に細く低く
      育ったが腰が強いそばとなりました。