押出法ポリスチレンフォーム保温板スタイロフォーム
直塗り仕上げ材 「パツモル太郎 」を施工してみました。
商品の詳細は、http://www.dowkakoh.co.jp/Styrofoam%20Product/patsumoru/patsumoru-top.htmlで確認してください。
弊社では、クラック防止・塗装仕上げ不要・施工の直営化等を期待して
施工してみました。
北海道では施工実績が無かったので、ダウ化工㈱様のご指導により
施工しました。 施工日が、不安定な天候でしたので2時間で終了し、
下塗り1回目の時は、材料が不足しそうだったのでまたまた2時間で終了。
仕上げ2回目は、水の調整バッチリで材料使いきりで終了。
天候が良く材料が間に合うほどあれば、楽に1日で完了できますね。
それでは、施工手順をご紹介しましょう。
パツモル太郎は、ペール缶のまま加水して攪拌します。
注意1:加水は少しずつ確認しながら行うこと。(まずは、プロに!!)
加水量で、厚く・薄くが調整出来ます。(左官技師の声)
注意2:事前にスタイロの清掃、セパ穴・欠損等のウレタン補修。
ウレタンで補修できない凹は、樹脂モルやセメントペーストで。
下地処理は大切ですよ。(左官技師の声)
下地のジョイント部にパツモルネットを伏せ込みます。
ネットを付着させるジョイント部にパツモルを先付けしネットを固定します。
注意:パツモルネットは事前にジョイント長さに切り分けると良いでしょう。
パツモルネットの施工について
1.伏せ込みに時間が掛かるので、ネット先張りして伏せ込むと早いです。
2.打込みスタイロの場合、ジョイント部のパツモルネットは省略しても
良いくらいに感じました。(弾力性が非常に高い)
下塗り パツモルネットを伏せ込んで始めに戻ると硬化しています。
追っかけパツモル太郎を全面に塗り付けます。
注意:塗り厚は1.5mm~2mm程度(だから下地処理が大切なのです。)
下塗りも一周して来ると硬化していますので、すぐに仕上げに入れます。
上塗り パツモル太郎を全面に塗り付けて行きます。
注意:下塗りと違い薄く塗り仕上げて行きます。(0.5mm程度)
直後仕上げに入りますが、天気がよく直射日光の当たる場所は、
乾燥度が速く5分と持たないので塗り付け後別の人がパターン付け
するか、上塗りと同時に仕上げパターンをつけるのが良いでしょう。
この現場のパターンは、金ゴテのみ無地(ゆず肌程度)です。
使ってみての感想(田村正範)
残材料は、ペール缶のまま蓋をしっかり閉めて保存が出来ますが
速めに使い切ることが良いと思います。
材料は、直射日光を避け1度C~40度C以下の場所で保管する事と
製造月日より1年以内に使用する事になっておりますので、在庫は
考えずその都度仕入れるのが良いと思いました。
クラックが入らないと思いますので、メンテナスも不用な程安心
出来る商品と思いました。(クラックレスは、お客様が安心)
トータルコストは、モルタル+吹付けタイルより少々高めかと思い
ますが、慣れると自社施工(大工)が出来ますので、コストダウン
になりますね。(1日の施工期間が魅力です。)
他の色が何色かあると良いですね。(只今開発中とのことです。)